収録作品 13点を見る(作品解説付き)
| 01 | プロヴァンスの家々、レスタック近くのリオー渓谷1883年頃 | 南仏の強い日差しを受けた、黄土色の家々と緑の丘。家も木も、四角や円といった単純な形に置き換えられ、画面全体がしっかりと組み立てられています。 |
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| 02 | カード遊びをする人々1890–92年 | テーブルをはさみ、黙ってカードに向かう二人の農夫。パイプをくわえた男と、帽子の男。何気ない村の光景を、セザンヌは静物のように動かない、永遠の時間として描きました。連作の中でもっとも完成された一枚で、世界でもっとも高価な絵画のひとつとしても知られます。 |
| 03 | りんごの籠1893年 | 傾いたテーブル、左右で高さの違う縁、転がり落ちそうなりんご。わざと視点をずらして描かれた静物は、それでも不思議な安定感を保っています。のちのキュビスムの出発点となった一枚です。 |
| 04 | 大水浴図1894–1905年頃 | 森の中で水浴びをする女性たちを、三角形の構図の中に配した大作。人物は木々や大地と同じく、画面を組み立てる「かたち」として描かれています。晩年のセザンヌが10年近く取り組んだ主題です。 |
| 05 | りんごのある静物1893–94年 | 白い布の上に置かれたりんごと水差し。丸いりんごは色の変化だけで立体感を表し、布の皺は山並みのように画面を横切ります。「りんご一つでパリを驚かせたい」と語ったセザンヌらしい一枚です。 |
| 06 | サント=ヴィクトワール山とアルク川渓谷の陸橋1882–85年 | 故郷エクスの東にそびえる聖なる山と、谷を渡る鉄道の陸橋。手前の松の枝が画面を縁取り、遠くの山が堂々と構えます。セザンヌが生涯描き続けたサント=ヴィクトワール山の、代表的な一枚です。 |
| 07 | レスタックから見たマルセイユ湾1885年頃 | 赤い屋根の家々の向こうに、深い青の海が広がります。セザンヌは「トランプのカードのように」色を平らに置き、海と陸をくっきりと分けました。 |
| 08 | サント=ヴィクトワール山1904年頃 | 晩年のアトリエから見た山。緑と黄土色の色の断片が画面を埋め、風景はほとんど抽象画のように分解されています。最晩年の自由な筆致が味わえる一枚です。 |
| 09 | 道の曲がり角1881年頃 | 緩やかに曲がる田舎道と、木立の向こうに見える村の家々。道の曲線が見る人の目を画面の奥へと導きます。印象派の友人ピサロと描いた時期の、穏やかな風景です。 |
| 10 | りんごと桃のある静物1905年頃 | 晩年の静物画。赤と黄色の果物、白い布、青い壁紙。明るく透明な色が重なり、若い頃の重さから解放された、軽やかで伸びやかな画面です。 |
| 11 | ペパーミントの瓶1893–95年 | 青緑の瓶と、グラス、りんご、そして青い布。静物画の中でも青の色調が美しく、セザンヌが色だけで空間を作り出そうとした試みが伝わります。 |
| 12 | 水浴する人々1899年頃 | 水辺でくつろぐ男たち。人物と木々が同じ筆致で描かれ、画面全体がひとつの彫刻のようにまとまっています。セザンヌが繰り返し描いた「水浴」の主題の一枚です。 |
| 13 | レスタックから見たマルセイユ湾1885年頃 | 高台から見下ろす湾と、対岸の山並み。セザンヌはこの小さな港町を何度も訪れ、海の青と屋根の赤の対比を描き続けました。静かで大きな南仏の風景です。 |


















